つう、初披露。部屋中に散らばる楽譜をやっつける。

2018年10月12日

訳詞あるある

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いま、『こうもり』というオペレッタの稽古に入っています。

オペラは原語で上演されることが多くなってきましたが、
オペレッタはミュージカルの原点といいますか、
セリフの部分も多いためか、訳詞上演、あるいは、
音楽は原語、セリフは日本語、という公演が多いように思います。

で、その訳詞というのは、その公演やらカンパニーによって、
新しく作ったり、手を加えたりなので、
おなじ曲なのに、ビミョーにちょっとずつ違う歌詞だったりします。

ディズニーのミュージカル映画の吹き替えと、
劇団四季の上演の歌詞が違うことをご想像いただければ。


さて、今日、楽譜を整理していたら、
こうもりの中の有名な『時計の二重唱』と呼ばれる場面の楽譜が、
4種類出てきました。当然のごとく、4種類、歌詞が違います。
出だしが同じなので、「あ、一緒じゃん」と思うと、
ほんのちょっとずつ、全部違うんですよ。

幸か不幸か(不幸というかお恥ずかしいことに)、
私はこの場面を歌うロザリンデ役はやったことがなくて、
それぞれ生徒さんの譜読みのお手伝いのために資料としてもらっただけなのですが、
それでも3種類、プラス、いまやってる現場のバージョン。

つまり、オペレッタのある役を一度レパートリーにできても、
プロダクションごとに歌詞が違う可能性大なので、
その都度、ちょっとずつ覚えなおさなくてはならない、という、
とても大変な作業があるのです。

これがね、ちゃんと覚えたつもりでも、
いざ緊張したり、ほかのことに気を取られると、
不思議と古いほうの歌詞が出てきちゃうんですよ。。。



そうすると、やはり原語で覚える、そして原語で上演する、というのが
結果として効率が良いことになるわけですね。


さて。

そういうわけで、今回私はロザリンデではないのですが、
オルロフスキーという、例によってメゾ寄りの役です。
そして男性です。

まあ、高校までは女子校で、タカラヅカ状態だったので、
数多の男役をやってきました。
ようするに一番の得意ジャンルかもしれません。
先日練習してた「愛の妙薬」のアディーナより、はるかに役作りは気がラクです。
でも音域はちょっと低いので、歌の技術的には研究が必要です。
(低けりゃいいってものではないのが声楽の難しいところ)

で、おそらくこのオペレッタの曲で、
単独で演奏される機会のもっっっっっっとも多いであろう、
「シャンパンの歌」というのがありまして、
オルロフスキーは歌いだしという重要な任務があるのですが、
はい、わたし、パーティやらコンサートで、散々歌ってまいりました。
シャンパンの歌。暗譜もバッチリ。色んなパート歌えます。

そう、

ただし違う歌詞でね!!!!


オルロフスキーは出番はそう多くないし、
芝居の主導権に絡むほうでもないので、
ただただ楽しい作品なのですが、

目下この点については、今から死にそうに怖いです。



ほんとにもう。






vivo_in_ciel at 12:35│Comments(0)

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