池上彰の現代史を歩く学びを始めるのに年齢関係なし

2018年07月09日

劇場にいられるシアワセ。

IMG_0697

アーリドラーテ歌劇団「ナブッコ」終演。
去年の「イル・トロヴァトーレ」に続き、合唱トラで参加してきました。

トロヴァトーレは合唱団さんからの依頼で急遽参加したのですが、
もう稽古日程も半分消化された時期だったり、
女声合唱は2幕のみの出演だったりで、色々思うところあって、
正直今年は、もし声がかかっても参加しないつもりでいました。
実際「今年は客席から観させてもらいますんで」とか散々言ってたわけですが、
あれやこれやがあって、結果、2018年上半期の集大成?として燃え尽きてまいりました。

参加を決めた理由はいくつかあるのですが、
一番大きな理由としては、ほんと生意気な理由だけど、
「今回の公演には私がいたほうがいい」と思ったからでした。

そもそも自主的に参加してくださっている合唱のみなさまなので、
ちょっとだけ背中を押したり、道を拓いてあげれば、
どんどん輝いていくことは分かっていたのですが、


まず、今回の「ナブッコ」という作品、
ぱらぱら~っと楽譜をめくっただけでも分かるほどに、

合唱の分量がアホみたいに多い。

とにかく覚えても覚えてもまだある暗譜、そして段取り。
仕事や家庭の合間になんとか時間を作って参加しているアマチュアさんが
こなせるペースとは、とても思えない稽古スケジュール

そしてもうひとつ、
「次回は出たくないなー」と思った理由を咀嚼してみたのです。
みんなが、情熱と才能を持ち寄ってるのに、
なんでちょっとだけ居心地が悪いのだろう、と。

それで、だんだん分かってきたのが、
たぶん、私の思う、オペラを作る現場、の共通言語が、
ちょっとズレているのではないか、と思って。

なんというか、例えば、あるシーンをやりましょう、という時に、
「〇ページの3段目」という人と
「〇〇っていう歌詞のところ」っていう人と、
「るるるるーっていうメロディのところ」っていう人と、
「こういう楽器が鳴ってるところ」っていう人と、
「照明が〇色のところ」っていう人と、
「あの人がこういう動きをしてるところ」っていう人がいる感じ。


それぞれ同じ場面を言ってるのに、
「〇ページの・・・」「ページじゃ分かりません、歌詞で言ってください」
「〇っていう歌詞の・・・」「歌詞分かりません、カウントで教えてください」
「こういう段取りの・・・」「その段取り知りません、どんなメロディー?」

みたいなことがあって、
決してヤル気がないわけでも悪意があるわけでもないのだけど、
ベン図でいうところの重なり部分が非常に小さい、そんな印象。

ということは、ここを繋いだり拡大したりする人間がいれば、
いい現場になるのでは、と思って、そのお手伝いなら、
わたし、役に立つのでは、と。


なので、わたし、通訳、でした。



てなわけで、トラっていうか、ほぼ演出助手。


以前、演出助手のお仕事をさせていただいたとき、
演出の小澤先生が言っていた、

「演出部は嫌われるのが仕事」


という言葉を胸に、稽古場を仕切りまくってきました。


もう、私の手持ちのアイテムは全部使いきってきたのだけど、
それでもギリギリまで、舞台に乗せていい作品にできるか、
お金をいただいていい見世物にできるか、葛藤がありました。


でも、合唱のみんなはもちろん、
ソリストさんたちも、オケも、劇場入ってから一段と熱量があがって、
2回目のゲネプロが終わったとき、自信をもってお届けできる、と思いました。


おかげでなんとか本番迎えられました!って言ってもらえたけど、
そうなるように、わたし、頑張ったもん!!笑


初日には上演中に地震があったのですが、
舞台上はシーンとシーンのあいだの転換中で、
舞台監督さんのアナウンスは入ったものの、
演奏そのものを中断することなく再開できたのは、
本当に奇跡的でした。

豪雨に地震、困難の中におられる方々に思いを馳せながら、
感謝の気持ちで上演させていただきました。


いやしかし。
なんにつけ、疲れました。心地よい疲れです。


さて。

現場さえあれば、役に立つ人間なのですが、
現場がないとただの無職のひきこもりです。
お仕事ください



アーリドラーテの次回公演は来年10月だそうです。


「次回こそ客席から観させてくだs・・・」
「それはありえないから」

と主宰に言っていただきました。


だがしかしできればいつか
ソリストで呼ばれるようになりたいものです




そうそう、オーケストラには、毎年年末にお世話になっている、
エルデの皆さんがいらっしゃって、
「カルメンで!占いやってた人がいる!!」と言っていただきました。


                            ↓

占い


誰がどこで見ていてくれて、どこで何が繋がるかわからないものですね。


どこで誰が、と言えば、今回ソリストにはまたまた同期の小田桐くんがいて、
めっちゃ衣装似合ってました。
わたしは全身私物です。

IMG_0686
IMG_0689


小屋入りしてからは食べても食べても体重が落ちたのですが、
打ち上げ明けて今日は、すっかり元通りです


少しだけダラダラして、
またなんとかソプラノ歌手として認めてもらえるよう、
ちびちび精進の日々です。







vivo_in_ciel at 21:11│Comments(0)

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
池上彰の現代史を歩く学びを始めるのに年齢関係なし