昨年、やっぱり今頃の時期だったかな、
あるお宅へ伺って、出張コンサートをしました。

というのも、足を悪くされて、
おでかけするのが難しくなってしまったマダムで、
私のことを応援したいけれども伺うことができないのよ、と言うので、
ほんじゃこっちから伺いましょか?と言ったら
大変喜んでくださって、
急な会だったこともあって、私が一人で乗り込んで、
弾き語りをすることになったわけなのですが、
歌えるもの、かつ、弾けるもの、それも、同時に。
となるとなかなか限られてくるので
どうなるかと思ったのですが、
ombra mai fuだとか唱歌だとか、
そんなのを盛り込んでなんとか仕上げたものでした。


で。


またやって欲しい、前回よりもたくさんご近所にも声をかけるから。



とのことで(笑)鋭意準備中なわけで。


声楽の弾き語りというのは、
決してよいコンディションで歌えるものではないので、
なかなか難しいことなのですが、
そんな演奏でも喜んでいただけて、
また聴きたいと言ってくださるなら、なんとかお応えしたいものです。


そんなクオリティの演奏ですし、
仕事っていうより、知り合いのお家遊びにいって、
お茶いただくお礼にちょっと歌うみたいな気持ちでやっているので
今のところボランティアでやっているわけですが、
たとえば頭を下げてお願いしたら、
ボランティアベースにおつきあいしてくださるピアニストさんはいると思うし、
たとえば私がギャラをお支払いして連れていくことだって可能なわけですが、
もう少し、長い目、広い視野で考えると、
こういう活動をきちんと形にして、黒字で運営していくことみたいなことを
考えないといかんなーと思ったりしています。


もちろん、決して「タダでやってくれるんでしょ?」という
ふんぞり返ったブラッククライアントさんではないので、
その辺のことも少しずつご相談しつつ、
長い会になっていったら嬉しいなあと思います。