もうひといき!よいお年を!

2014年12月25日

ヘングレ総括。

振り返っちゃうとホントに終わってしまいそうで
なんとなくイヤなんだけど、
ヘングレについてちょっとだけ。


最初お話をいただいたとき、一瞬だけ迷ったんですね。
男役だからじゃないですよ。
わたし、女子校だったので男役のほうが長いかもしれないくらいだし、
役作りには困るまいという自信はありました(笑

じゃあ何かというと、ヘンゼルは本来メゾの役なんですね。
なので、このオペラ、中学生のときからずーっと大好きだったのに、
自分がヘンゼルをやるっていうことを考えたことがなくて、
ただでさえクラシックやってるんだかポップスやってるんだか
フラフラと活動してるのに、メゾで主役なんかやったら
もう、なんかアンタどーなのよ、と。

で、お世話になってる先生にご相談したら
即答で「やりましょう」と背中を押していただき、
お話をくださった方にも、
「確かにメゾの役だけど、ソプラノが演じることも多いですよ」と
あたたかく迎えていただき、今回のご縁となったのでした。


そうだよね。
ソプラノの役がどんどん舞い込んでいる中で迷うならともかく、
メゾだろうがなんだろうが、舞台に立てるお誘いを断るなんて、
そんなもったいないこと考えてる場合じゃなかった。


で、
どうせやるなら、とにかく悔いだけは残さないようにしようと思って、
稽古最優先の生活リズムを作って、
ほかのお仕事を限りなく減らして、
言い訳のきかない状況に自分を置いてみました。
(お休みさせてもらったり、交替してもらったり、協力してくださった方々に感謝です)


というわけで、完成形ではないかもしれないけど、
でも今のわたしの全部を使い切れた感はあります。
これ以上は無理!って言えます。
てか、けっこうみんなフツーにこの役を経験しているけど、
そんなにほいほいやれるんですかね。みんなスゴイわ(^^;


初日にはちゃんと客席に座って、劇場の神様にお願いをしたし、
そうすると舞台に立っても客席の隅々まで意識が届くような気がしたし、
主催はじめ皆さま暖かく接してくださって、
初めてのカンパニーとは思えない居心地のよさで過ごすことができました。
1幕の終わり、眠る前に星空を見上げる芝居を仕込んだんですが、
あれは私自身が、舞台のこちら側から見る景色はええのう、と味わうコーナーでした。


ちなみに一番嬉しかったのは、
ある稽古の日、諸事情あってちょっとだけピアノを弾いたのですが、
マエストロに褒めてもらったことかな。
まあ『歌い手にしては』っていう枕詞が隠されているんだろうけど、
上手い下手より、私がイメージしている音楽の方向が間違ってない、
っていうことを認めてもらえたようで、とても心強かったように思います。


てなわけで。


おーわーりー。


もう舞台で鼻くそほじったり、スカートめくりしたりしません。
ちゃんとヒール履いて、すまし顔してます。



でも終わりは始まり。

またどこかでこのメンバーに会えますように。




さて、

今夜はさいたま新都心けやきひろばでクリスマスコンサートです。
30分のステージですが、半屋外の毎年恒例過酷パフォーマンス。



ではでは。


ありがとうございました。
おつかれさまでした!





vivo_in_ciel at 12:53│Comments(0)

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