今日、久しぶりに現場ご一緒した仲間に、


「しばらくシフト一緒にならなかったけど、
新藤さんて日本語キレイだから、話したいと思ってた」



って言われて、なんかとても嬉しかった。

自分ではキレイな日本語には程遠く、
ほんと言葉遣いのなってない人間だと思うし、
いわゆるビジネスマナーみたいなことも不勉強だし、
だいたい基本、毒しか吐いていないので、
とても褒められる要素がないのだけど。


それでも、どの現場行っても、
目上のかたとお仕事させていただくのが多くなってきて、
そういう自分の口の利き方の未熟さについて、
ちょびっとコンプレックスに思っている時期があって、
ある時、当時バイトしていたお店の大女将さんの話す、
キレイな江戸言葉(なのかな)の耳心地の良さに、
ああ、私もあんな風にお話できるようになりたいと思って、
それから、自分の言葉に気をつけるようになったり、
いいなと思った言葉遣いやトーンがあれば、
真似するようになったように思います。

女将さんの口調って、なんか特別気取ってるわけでも、
小難しい丁寧語を使うわけでもないんだけど、
とても自然で、ちょっとした言い回しに品があったんだよね。

それで、その調子でちょっと毒づくところなんかも
私としてはとても好きだった(笑



そう。
お話って、内容も大事なんだけど、
結局重要なのって「言い回し」なのかなーと思いつつ。


そんなことに気づけるようになったのが、やっと、ここ数年。
気づいたからって、ちゃんと言葉を選べるようになるには、
まだまだです・・・・



会社勤めしたり、もっと上下関係のキビシイ現場で経験積んでたら、
もっと早いうちに身につけられたスキルなのかもしれないけど、
まあ、せめて口汚いバアサンにならないように、
今からせっせと頑張ろうと思います。


「キレイな日本語」っていう言い方もおかしかったけど、
そういう風に思ってくれて、それを私に伝えてくれた、
その友人の感性こそ、ステキだと思います。




とはいえ、そんな隙のなさすぎる私じゃ、
物足りないファン(?)もいるはずなので、
端々に時折ハシタナイ言葉を織り交ぜて参りたいと
思っておりまする。ホホホホ。
要はTPOとか臨機応変ですな。