年末といえば。
第九を歌ってきました。
これは実はお仕事ではなくてですね、
誰でも歌えるよ!!お友達同士、家族同士、
誰でも参加できちゃうよ!コンサートなのですが、
そもそもは母が「一度でいいから第九を歌いたい!」と参加するつもりが、
途中で敢えなく挫折しまして。
何か責任の発生するものではないので、
そのまま単純にチケット(参加権)を無駄にしてしまえば済む話だったのを、
どーせ無駄にするなら、私が代わりに行っちゃう?
ということになりまして。
武道館です。最上階というか、最後列です。
今日はここが客席ではなくて、歌う人の席です。
5000人の合唱です。
こういう企画ですから、控え室などありませんので、
衣装の白ブラウスをあらかじめ着てでかけます。
てなわけで本日はお嬢様風というか、トラッドなかんじです。
なーんか、オケも指揮者も遠いし、
これだけの大きさになると、ステージ上とこちらと音に時差ができるんですね。
指揮者(西本智美さん)曰く、1秒くらいある、とのこと。
なので、一緒に歌ってる!という実感がなかなか沸かず、
遠くのオケの音に、なんとなーく合わせてる・・・
しかも、棒に合わせるのか、音に合わせるのか(時差のせい)
もにょもにょしちゃったり。
そうこうしているうちに、あっという間に終わっちゃったというかんじ。
8月から自由参加の練習会があったようですが、
いっぱい通ったんだろうなあ、というような、
書き込みたっぷりの楽譜使っている子がいました。
彼女たちは、この本番、楽しめたのかな。
5000人の合唱、真ん中で聴いたら迫力だったのかもしれないけど、
ふつうの人数で、オケの音が直接身体にぶつかるような距離で歌いたいな・・・
あ、あと、やっぱりソプラノパートで歌いたいです(^^;
(今回はアルトパート)
↑ アリーナと中2階以外、全部合唱!!
それにしても、歌いたい人ってこんなにいるんだなあ。
私の生徒さんたちもそうだし、
プロになろうとか、そういうことじゃないんだけど、
歌いたい、ちょっとだけステージ立ってみたい、
5000分の1の合唱だけども、
プロの歌手と共演したっていう思い出に嬉々としてくれる、
そういう人たちが、こんなにいるんだなあ。
音楽というビジネスのこれからって、
こういうことの中にヒントがあるのかも。
うまく言えないけど。
フタコのタカシマヤのエレベーター。
ヘッドホンのせいもあってか、なんとなくサイバー。
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