栄養。Ms.CLAUDIA

2007年11月01日

ワールド・トレード・センター(燐光群)

久しぶりに燐光群を観にスズナリへ。

ここの制作さんとは、学生時代からのお知り合いで、
昔は鍋なんかしたり、遊びにいったりしていて、
ちなみに劇団の事務所がものすごい近所なのだけど、
その割りに遭遇できなくて、
ちょっとご無沙汰してしまいましたが、
とりあえずお元気そうで何よりでした。


さて、今回上演中の「ワールド・トレード・センター」ですが、
タイトルからお察しの通り、9.11、あの日のNYが舞台です。

でも、登場人物は日本人です。
あの日、WTCの近くのビルにオフィスを構える、
日本人が経営するある小さな編集部、
そこのスタッフたちの視線から描くあの日。

ドキュメンタリー的要素と、
演劇要素が多少違和感あったような気もしますが、
ヘタに実際の映像などを利用せず、
台詞や演技によって表現しているのはさすが。

でも私たちの多くは、
WTC、9.11と聞けば、
あの衝撃的な、そしてまるで映画みたいだ、と
いっそ醒めた思いでみつめたあの映像を
今でもくっきりと思い描くことができるでしょう。


作品のメッセージとして受けたことは、
正直ちょっととっちらかっているような気もしたのです。
燐光群の、ドキュメンタリーもの?としては
CVRが思い出されますが、
こちらのほうがドキュメント色が強かったような、
WTCは、そこで起きた事実よりも、
それを体験した人々の思いが強いような、
(内容はフィクションながら、
背景は作家自身が体験したシチュエイションが元になっているようですし、
唯一の白人俳優さんの証言も、大きく反映されているようです)


なんというかうまく言えないのですが、


あそこにいた人の数だけ思いがある、
あそこで起きたことは、
ただ言えることは、
あそこにいたのは、ヒトである、と。


あの日何が起こったのか見つめよう、
そしてそこから未来を描こう。


そんなことを思いました。


at 22:56│Comments(0)

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