☆ Let music live ☆

新藤清子。歌とお酒とカメラ。ときどき殺陣とか。

2019年09月

今日は内部オーディションでした。

たかが5分ほど演奏するだけなのに、
やっぱり緊張して、終わった瞬間、体中から力が抜けるのがわかりました。
ほんと何度経験しても慣れるということのないものです。
やだやだ。



一応オーディションなので、結果とかがあるわけですが、
個人的には今回は特に、なにかに受かるとかいうことよりなによりもまず、
「最低限ちゃんと歌う」っていう最低ラインが目標で、
おまけに前日が夜遅くまで指導の仕事があって、声ガッサガッサのコンディションだったりと、
自分はどこまでやれるのか、っていうことを試すために受けたような試験でした。


ほんと最近、まともに歌う、そんな根本的なことが満足いかなくなってしまって、
才能がないのか、技術が足りないのか、年齢には勝てないのか、と、
あれこれ散々めそめそしていたのですが、

最近・・・・

ようやく・・・・・


ひとつの結論が出まして・・・・




つまり・・・・




それは・・・・・








足りないのは根本的な体力or筋力じゃー!





もちろん色々原因も足りないものも限界もあるのですが、
シンプルかつ、対処法が至極簡単なものに気づいてしまったのです。
あーあ。気づきたくなかった。
気づいてしまうと、それに対して努力しなくてはならないもの。
運動大キライ・・・・・




でも、やれることがまだある、っていうのはいいこと。
ほんとうにほんとうに手詰まりになる日までは、
もうちょっとがんばろうかな、と思いました。




それにしても一日中審査を務めてくださる委員会の皆さまには感謝するばかりです。
ありがたいことに、審査員にも、ほかの受験生にも見知った顔が増えてきて、
いつもよりリラックスして臨めたように思います。
ありがとうございましたー



ようやく『マクベス』の音楽と段取りが
身体にしみてきた今日この頃、
しれっと『魔笛』の音楽稽古が始まりました。
ヴェルディとモーツァルト。うまく共存してくれるかな。
それでも魔女とダーメなので、
キャラ的なギャップは小さく済みそうですが、
スケジュールのパズルが大変で、現場2つでこんななのに、
みなさん3つも4つも並行していて、どうやっていらっしゃるのやら。
これでキャラクターも違った日にゃ。。。。。
とにかく切り替え上手になることがキモですね。

そういうわけで『マクベス』はもう後半戦。
次の現場が始まったりすると、
なんだか終わりが見えてきてちょっと寂しい。
寂しいけど、そうも言ってられないくらい、
これからが勝負どころです。

先日は衣装合わせがあって、
いよいよ色々なことが具体的に見えてきました。
合間に稽古場の近くの公園で見上げた空が気持ちよかったです。
心に風を。
身体にラーメンを。(←最近の稽古前エネルギー源)


『魔笛』のほうがたくさんチケットを持っているのでこちらを売りたいのですが、
『マクベス』も愛着が湧いてきて、なかなかに悩ましいところです。
どちらでもいいです。両方でもいいです。
是非劇場にいらしてください。


『マクベス』の立ち稽古が進んでいます。

先日は合唱練習日にソリストさんたちが合流。
いつにも増してグッと緊張感と高揚感に満たされた稽古場になりました。

個人的には先週のドイツ語祭りがあって、
少し気持ちが離れてしまっていたので、
慌てて「1日1マクベス」(1日1回はマクベスを聴くこと)を再開。
頭の中に音楽が流れるようにすることと、
譜面だけでなく立ちについても日々おさらいしないと。
なにせ覚えるより忘れるスピードの速くなってきたお年頃なもので


年内は、あと12月にオペラ『魔笛』に出演いたします。
こちらも今月末から稽古が始まります。
初役ながら、違うパートはやっているので、譜読みは問題なさそうですが、
10月まではマクベスと並行になるので、
スケジュールと頭の中が混乱しそうです・・・

いずれもチケットのご用命心待ちにしております。


それにしても、そういうわけで、大きなステージはこれだけ。
あとは内輪の会とかクローズドイベントがあるくらいで、
正直、毎週本番があるくらいじゃないと、とてもプロを名乗れないのですが、
私には、これでもそれなりに手一杯で、
売れてるひとたちはいったいどうやってやりくりしているのだろう・・・


とはいえ。
もう少しだけ、ステージのお話が増えたらいいなあ、
とも思う今日この頃。


秋の花粉の気配もしてきました
ともあれなんとか年末まで、大きな風邪をひきませんように!

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魔笛2019表
魔笛2019裏



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