☆ Let music live ☆

新藤清子。歌とお酒とカメラ。ときどき殺陣とか。

マスク外して濃厚接触な一日から一週間経過しました。
14日、というのは最大限の目安で、
もしあの場に周りに感染させるような状態の人がいたのなら、
その人(あるいは私自身)はそろそろ発症しているはずなので、
現時点で体調不良の報告がない(言い出せていない、という可能性はあるかもしれないけど)
自分含め、たぶん、九分九厘、あの日、感染することはなかった、
のではないか、と思っています。
もちろん念のため、引き続き気をつけていきたいと思うけど、
もはやそれは、あの日に関わらず、
毎日毎日、いつ感染していて、いつ感染させているかわからない、ので、
これまでもこれからも、気を付けて行動する、それだけだと思います。

某新宿の劇場クラスターより舞台上はたぶんよっぽど濃厚接触だったし、
四季やヅカほど徹底した対策はできていなかったけど、
じゃあなぜ感染者が出ていないかといえば、
あの場に感染者がいなかったから、でしかないのです。
(無症状感染者の存在は否定できませんが、今のところどこからも感染報告がないことは事実です)
こういう形の公演をして感染者が出なかったからといって、
今後の公演実施モデルにはなりません。
あの公演が大丈夫だったから、あのくらいの接触は大丈夫、にはなりません。
たまたま、でしかありません。
逆に言えば、感染者さえいなければ、
あのくらい共演者と近づき、手を取り合い、息が混じるほどに抱き合っても大丈夫なんです。
あの日、ハグしまくって、朝まで打ち上げしたって大丈夫だったかもしれないのです。

いまできる劇場の在り方は、
お客様の安全についてはある程度のモデルができつつあると思います。
どこかの劇場でお客様の感染が出ることはあるかもしれないけど、
それは週末のスーパーや毎日の通勤電車のリスクとそう変わらないと思います。
ただ、長時間になることは否めないので、
隣の人がマスクをしてないし咳をしてるし、みたいな理由で中座したいと望まれたら
半額返金とか、次回なにかしらクーポンとか、フレキシブルな対応があるとよいかも。

で、
あとは、ステージ上の演者のリスクをどう折り合いつけるか、だと思うのです。
先日のクロ現で四季の現場のドキュメントでもサラっと流されていたけど、
舞台に立つ以上、リスクを負うことについて、
覚悟、というか自己責任に委ねられているのが現状だと思ます。
もし感染が舞台上の密が原因であろうとされたとき、
プロダクションは保障をしてくれるのでしょうか。
四季ですら、そこ念書取っといて、という感じだったので、
小さな単発のプロダクションでは、とてもその保障は期待できないでしょう。
医療費の負担など保障してくれたとして、
呼吸器に後遺症が出たら、舞台人としては致命的です。

そうまでして、舞台に立つ意義とは。
誰かの心に響けば、そんな思いで俳優は舞台に立つでしょう。
でも、それで医療現場に負担をかけることになったら、
それでも胸を張って自分たちのパフォーマンスを正当化できるか。
正解は出せません。


anyway,
今のところ毎朝元気です。
幸せなことです。
とりあえずそろそろ働きたいです。



昨日、メリーウィドウ終演いたしました。

おそらく年内最初で最後のオペラ公演(オペレッタだけど)、
そもそも本当に上演できるのか、稽古しながら毎日毎日中止の不安を抱え、
人と関わる以上、どれだけ気にしてもリスクはゼロにはならないし、
熱を帯びてくればどうしても隙ができるし、
本番、舞台に上がったら、嬉しいんだろうか、泣くのかな、緊張するのかな、
どんな気持ちになるんだろう、と色々考えていたけど、
お疲れさまでしたのハグも、打ち上げもせず、
缶ビール買って帰ってきて思ったことは、
ごめんなさい、に似た感情が一番大きかったです。
誰に対してなんだか、何に対してなんだか。

この公演に参加することが決まったのが5月のおわり、
もちろんその時、7月の末に事態がすっかり落ち着いているとはまったく思っていなかったけど、
それにしてもまさかこんなにもふさわしくない時期になろうとは。
終わってさみしい気持ちより、もう稽古しなくていいんだ、という安堵のほうが大きいです。

ただし、本当に安心するには、ここから14日程度、
どこからも体調不良の報告が来ないこと、
私自身、引き続き体調の変化に気をつけること、
そうやって本当にこの公演が「無事」終えられた、ということになると思います。

ちょっと過敏になりすぎかもしれないけど、
私、しばらく自宅待機に近い生活をしようと思っています。
まあ、そんな大見得切らなくても
そもそももうなんにも予定がないので自然とそうなりますけども・・・
それでもいくつかあった仕事先に、
「公演があってマスクを外して一日人と関わるけれど、
その直後の対面レッスンが気になるようだったら延期しましょう」と提案したところ、
どこからも「そこまで気にしなくていいですよ」とは言われませんでした。
この時期に演技を伴う公演を行うというのは、
そういうことなんだと思います。


そんなこんなから目を逸らせば、
やっぱり現場は楽しく、幸せな世界でした。
舞台の上ではめいっぱい楽しみましたよ。
いっぺんに「夫」と「恋人」を得ましたし、
ふたりともチヤホヤしてくれるので終始気持ちよかったし、
むかしはミュージカルサークルにいたのですけど、
その当時ですらダンスはほとんどやらなかったのに、
まさか今になってステージで踊ったり、
挙げ句、Y字バランスに側転まで披露することになろうとは。


うんうん。やっぱり「ここ」にいたいなあ。
でもちょっと今はキビしい。
つくづくそう思います。

アートにエールを!東京プロジェクトにて、
へっぽこ動画が公開されています。
とんだ羞恥プレイで黙ってようかとも思ったのですが、
もしかするとこのまま実質引退の予感もするなか、
貴重な活動をしたことを、やっぱり記しておこうと思い、
いちおう、投稿しておきます。

一曲目と二曲目で録音時期が違うのですが、
全然声が違っておもしろい。
自粛中も声は出していたのだけど、やっぱり鈍ってたなあと思いました。
二曲目は、少し仕事が再開されたり、
メリーウィドウのオファーがあって譜読みにアワアワしてたころ。

祈りの音楽が届けばいいな、と思いつつ、
どうしても笑いを取りたくなる私の性分を存分に盛り込んだ内容になったと思います。
いろいろとヒドいけど、いつか懐かしく思う日があるんだろうな。

https://cheerforart.jp/detail/1157


東京都の某アーティスト支援プロジェクトにエントリーしておりまして、
経緯は改めてお話しするかもしれませんが、
とにかく、ひとりでビデオクリップみたいなもんを作ることになりまして、
演奏して、動画撮って編集して・・・ って
その前にそもそも伴奏も自分で弾くor用意するっていうことは・・・ (汗
選曲もほぼ限られるというメチャクチャなスタートから約1ヶ月・・・
さきほど・・・・


入稿しました!


ああああああなんかもう、
公開してもらえるかどうかより、
どんなにヘボくても、 とにかく仕上げる!!というのが目標でした!
だいたい自分の演奏や映像を100万回ほど見直しながら編集なんて苦行にほかならぬ。
ああ、なんでこんなことに、と思ったりもしたのですが、
いま参加している現場もそうだけど、
今年は「なんでかこんなことに」という場面が多い気がします。
あれもこれも、きっとなにか意味があるのだろうと腹を括りまして、
意地で仕上げたようなものでした。


で、そちらはここではお見せできないのですが、
演奏はなんとか仕上げたのだけど、
映像がどうしても納得いかなくてボツにしたヘングレの「夕べの祈り」を、
もったいないので演奏だけ公開してみます。
ひとり二役の多重録音なんて、こんな機会だからこそのネタだったので
どうしても入れたかったのだけど、オバハンどアップの子役は色々キツくて
カラオケももちろん作りました!

(映像がないとyoutubeあげられないので、映像はカメラロール漁って差し替えたものです)


よかったらご覧ください。

https://youtu.be/FcWZIeVz8Cw


ハードはお金がかかったけど、アプリはどれも無料のものばかり。
それでもこのくらいできるのは、本当にありがたい時代になったものです。

はー!
ひとつ肩の荷が降りた!
ちょうど2020年も折り返し地点。
下半期こそは安全な日常が取り戻せていけますように!



10日ほど前から、メリーウィドウのお稽古が始まりました!

いやー、どうもー、初めましてーの挨拶もそこそこに、稽古初日は振り付けでした(笑)
アラフィフがいきなり踊ると、筋肉痛より、あちこち関節にきますよ。
コラーゲンとかコンドロイチンとかいう言葉がよぎります。
オペレッタというのは、ミュージカルの原型みたいな要素があって、
踊りのシーンは長くはないのですが、それなりに見せ場です。
だいたい普段踊ってない人が1ヶ月ちょっとで舞台で踊ろうっていうんだから、
「え、ああ、そういえば私、歌もあったっけ」くらいには踊りが頭のほとんどを占有しています。

もちろん、ダンサーの友人などを見てきて怪我がどれほど怖いか知っているので、
振りが馴染むまで無理して本意気出さないとか、
稽古から帰ったらアミノ酸飲んで熱めのお風呂に直行するとか、
寝る前にストレッチとかマッサージとか、
気分はバレエ団のプリマです。

相変わらず概ねヒマなので、
午前中は軽く筋トレしたり、
夜は散歩のついでにちょっと走ったり、
あ、あと「側転?たぶんできますよ」って言っちゃったので、
部屋で側転は危ないので、とりあえず壁倒立しています。
とにかく、故障のない身体で本番を迎えることが目標です。

まだポロポロ落ちるけど、そろそろ楽譜も外してみたりなんかして。

すでに膨大な情報量を処理している気がするけど、
まだ立ちもついてないし、衣装や小道具がついてくると
まだ倍くらい覚えることがある・・・
あと1ヶ月、「ああ引き受けるんじゃなかった」って毎日ボヤくんだろうけど、
それでもスケジュールが動いて、稽古場あるっていうのは
それだけでいいもんです。


体力と記憶力をくだされ!

ちょっと長くなりますが、最後までお読みいただけたら嬉しいです。


えーと、


この状況下で、公演が決まりました。


オペレッタ『メリーウィドウ』
ヴァランシェンヌ役でジャンプインすることになりました。


もともと5月に予定されていた公演が延期になったことに伴い、
キャスト変更が必要となり、お声をかけていただいた次第です。


それで・・・

公演日なのですが・・・


7月31日(金)


です。


8月や9月の公演がバンバン延期や中止になっている中、
なぜこんな日程で公演を打とうとしているかというと、
今月の上演を目指してすでにある程度準備していという以上に、
昨年、同じ演目を上演したものの再演となるようで、
前回も参加していたキャストさんたちは思い出し稽古で済むからなのでしょう。


そこにジャンプインするわけですが、
普通こういう白羽の矢って、
すでにその役をレパートリーにしている人に打診すると思うのですが、
ええ、まあ初役ですよ。クレイジー。
日本語上演とはいえ、まったく予定していなかった作品を
2ヶ月で仕上げられるのか、まったく見えません・・・

でも、ここのところずっと、
舞台からも社会からも「必要ない」といわれている自分が
「力を貸してほしい」と言ってもらえたら、応えたいじゃないですか。

それに、ヴァランシェンヌなんていう、「若くて美しい」人妻役、
これからの人生、どんどんキビしくなってくるわけです。すでにキツいです。
それなら一日でも若いうちに、やっておこうと思い、お引き受けしました。


で。


もちろん、7月末、通常の公演が打てるとは思いません。
(そうなったらそれはもちろん嬉しいことだけども)
東京都のロードマップに則して様々な対策がなされると思います。
それでも当たり前のように「ぜひいらしてください」とはとても言えません。
そもそも直接お目にかかってお願いすることすら叶いません。
公演が近くなって、その頃の様子でご判断いただき、
もしもう少し安全が保障されるようでしたら是非、と思うのですが、


実は、


この公演、





厳密には開催が決定されていません。



現在、以下ページのおいて、クラウドファンディングに挑戦しています。
こちらでご支援いただき、目標金額を達成してはじめて、
7月31日の延期公演が確定します。

https://camp-fire.jp/projects/view/257722



そういうわけで、公演が近くなってからのご検討ではなく、
いま現在、ご検討をお願いしなければなりません。
クラウドファンドのご支援の選択肢がずいぶん色々設定されておりまして、
チケットのご購入はもちろん、オンラインレッスンですとか、生演奏などのコースもあります。
アーティストの指名は、ワタクシ新藤清子としていただけますと嬉しいです。


みなさまそれぞれに、お仕事が減っていらっしゃることと思います。
事業の立て直しで観劇どころじゃないかたもいらっしゃるかもしれません。
それでも、ちょっとでも興味を持っていただけましたら、
まずは、 ↑ 上記ページをご覧ください。


なんかややこしいのはめんどい、というかたは、代行もいたしますし、
せめてどうか、公演が実現することを祈ってください。
そして、決定しましたら、その頃の感染状況などを照らして、
もしお出かけが難しくなかったら、チケットをお買い求めください。


なぜだか非常事態解除=コロナ収束のような空気で、
早速の第2波が懸念されます。
こちらの稽古も当然しばらくはリモートというか自主練です。
大きな劇場がお客様でいっぱいの日が戻るまで、
まだまだ緊張感をゆるめず、でも、一歩でも前へ進めるよう、
何卒ご声援ください。


長くなりました!







今回のコロナ禍のさなか思うのは、
人生うまくできてるなー、ということで、
そういうわけで対面する仕事はゼロのままだし、
3月下旬か、4月あたまからずっと電車に乗っていないのだけど、
5月はバイト先の廃業に伴う残務処理でかなりバタバタしていて、
これ、平常運転の中だったらとても対応できなかったと思う。
そしてそのバタバタがひと段落、緊急事態宣言明けが見えてきた頃、
なぜかスケジュールが(単発的ではあるが)一気に動きだして、
これもなんとなく去年あたりから少し準備していたことが活かせそう、とか、
すべてのことに意味があるのだなあ、と思う最近です。

しかし、海外の劇場があちこち9月まではクローズと聞き、
わたしも永遠の春休み、そして夏休み、かなーと思っていたのに、
こう急に動かれると、まったく頭も身体もついていかず、
むしろ『自粛明け鬱』になりそう^^;

なんというか、本当に嬉しいことなのだけど、
もうちょっとだけ、こうしていたかったなあ、みたいな。

さて、一方、
リアルタイムのオンラインレッスンはなかなか条件が整わないのですが、
歌ったものを送ってもらって、それにコメントを返すという、
交換日記方式みたいな形は、意外と性に合っているようで、
なんかちまちまと配信環境をいじくっています。
そもそもiPhoneやiPadのマイクも相当いいもの録れるのですが、
こういう外部マイクを使えないかと思い、
変換をポチったのだけど(物理的にはつながるけど認識しないのです)

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これがいつまでたっても入荷待ちで、納期が見えないので、
なぜか・・・
うっかり・・・


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こういうことになってしまいました。

SNSを見ていると、オンラインレッスンを導入されている歌手の中には、
こういう環境を整えているかたも多く見られ、
なんというか、釣られて、というか、真似して、というか、

だって、かっこいいじゃん!


あとはこれがしゅうにゅうにつながるとよいのですが。
むう。




6月10日のライブ、
そして7月のオペラが延期になりました。

いずれも延期先は未定、ということで、
ついに年内の本番がゼロになりました。
それ以外の仕事も2月後半からジワジワと、今ではすべてストップしています。
今回初めて開業届けとかいうワードを知ったようなレベルの
自称歌手ですから、まあ、こんなもんかもしれません。
でも、もっともっと大きな規模の運営をしている人こそ、
年内に「今まで通りの」公演を打つことがどれほど厳しいか、
ひしひしと感じていることでしょう。

しかし、すばらしいオペラやシンフォニーのいくつかは
苦しみの中から生まれました。
戦火の中、国を負われ、病に倒れ、家族を失い、
その中で作品は作られました。
絶望の炎に焼かれた灰の中から、
希望は必ず蘇るでしょう。
その日にわたしの居場所もあるといいのだけども。



とりあえず、収入がないということから目を背ければ概ね快適です。
天気さえよければ、なんとかなる気分になるものです。
例えばもしベーシックインカムが実現するなら、
もうこのままでもいいかなーと思うくらい。
時計を見ない生活、サイコーです。

そういうわけで、開業届けもうやむやだし、
マイナンバーカードも作ってないし、
とりあえずの給付金申請は諦めました。
潰れてほしくないお店があります。
廃業してほしくない仲間がいます。
本当に本当に苦しい人のところに先にまわるといいのだけども。

そんな中でも、やれることを模索して、
動画配信などもやっているのですが、
本来自分の動画を撮るのも見返すのも大嫌いなのですが、
ニンゲン、どんな環境にも慣れるものです。
自分の表情や喋り方のクセに、薄目を開けて向き合う日々です。
それに、たまには人目に晒されないと、化粧の仕方も忘れてしまうし、
なにせ去年の秋口くらいからずーーーーーーーーっとマスクをしているわけなので、
すっかり表情筋が衰えてしまいました。

もう、ホント、毎日、コロナ太りとか、顔の劣化とか、
この機会に新曲読もうと思っても全然覚えられないとか、
お天気いいから昼間っから飲みたくなっちゃう誘惑とか、
いろんなものと戦わなくちゃならなくて、
ウイルスごときに心病んでいるヒマはないのです。






3月半ばの段階で、5月の、しかも月末のコンサートが延期になると聞いたとき、
いくらなんでも諦めるの早すぎない??と内心苦笑したのだけど、
いや待て、もしかしたらこのコロナ禍は年内いっぱい、
いやそれ以上の長期化をするかもしれないと、
そういうことなのかもしれない・・・とやんわりと思った。

4月末現在、多くの人が同意してくれると思うし、
GW明け5/6に、ハイ!おつかれさまでしたー!って、
非常事態宣言が解除されて、即日通常運転、
台風一過のように「やー、大変だったねー」となるわけもないことは、
みんな薄々感じていると思う。

一旦、緩和の可能性はあると思うけど、
それでも大人数の宴会、集会、そしてホール、劇場が、
ほんの2ヶ月前、1月、2月の頃、当たり前だった光景に戻ることは、
わたしは、少なくとも今年いっぱい、ヘタしたら数年単位で、
難しいかもしれないと思っています。

もちろん、様々な模索がなされて
劇場の扉が開くことはあっても、
どこか感染の不安と隣り合わせだったり、
第2波、第3波のたびに中止や延期になったり、
感染についてはある程度の見通しが立っても、
助成金や企業からの支援は今まで以上に不安定になるだろうし、
心身共に、そして運営的にも疲弊しながらの時期が、
ある程度長く続くという想像は容易です。

いま、わたしたちは「無職」というより、
「存在しない職業」あるいは、「失われた職業」のような感覚で、
「むかしは駅の改札に人がいて切符を切ってくれた」とか
「むかしはエレベーターに乗るとオネエサンに目的の階を告げてボタンを押してもらった」とか
そういうのと同じく、
「へー!むかしの人はホールへ出向いて、ぎゅうぎゅう詰めになって鑑賞してたの?」
「わざわざ面と向かって、飛沫感染する距離でレッスンなんかしてたの?」
なんていう時代へ足を踏み入れてしまったかもしれない。

しかも、
だんだんと失われつつある仕事ではなく、
ある日突然、お仕事をしてはいけません、と言われて、
ここでクビになったらどこか違うところで、というわけでもなく、
ある日突然、この世から「職業」が「存在しなくなった」ような感覚。


それでも人間の想いや力は無限で、
いつか必ずこのウイルスとの付き合い方に折り合いをつけられる日は来ると思う。
でも5年もかかったら、わたしは50も過ぎて、どんなことができるだろう。
今年は珍しくほぼ毎月本番がいただけて、本当によき年だったのに、
歌い手として、たぶん一番バランスの良い時期は、
もしかしたら永遠に失われるのかもしれない。

あきらめているわけではないし、
わたしの妄想が杞憂に終わって、忘年会で笑い話になっているのが一番だけど、
そのくらいのことが起きている、と思いながら過ごしています。
でもまだ可能性の残っているお話もあるし、いつ突然舞台に立てることになっても、
「準備できてます!」と言える身体と心を
持ち続けたいとおもっています。
たぶん、みんなそう。
音楽家も、飲食業界も、それ以外のお仕事の人も、お仕事してない人も。




おわかりだと思いますが、特に告知することも、報告することもないのですが、
一応生存確認的に更新などしてみます。

頭を悩ませていた5、6月のスケジュールパズルも
結局ほとんどが延期あるいは無期延期となり、
なんの心配も要らなくなりました^^;


ほぼすべてのお仕事がストップしていますが、ビデオチャットでレッスン、
または補助的な教材動画作製など、いろいろ試しています。
ビデオに映った自分を見るのが大嫌いなのですが、そうも言ってられず。


そろそろ化粧の仕方とハイヒールの履き方を忘れそう。

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